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働き方について

公開日: 更新日:2021-10-31

いろいろ思うことがありすぎてまとまらないのですが。

理想論と人に言われても、必要なことならやらなくちゃいけないでしょう、と思う。

労働人口は減っていき、優秀な人材は限られていて、無い物ねだりをするよりも、できることを集めて、組織を回さなきゃいけない。
人を育てることはまず前提条件にしても、手塩に育ててきた人に長く働いてもらうための環境づくりが大事でしょう。

見て覚えろ。見て盗め。
それは、効率の良い人の育て方ではなくて、適正のない人を効率的にふるい落すための方法論でしかなくて。今、そんな風にやっていても、「できない」と思って辞めていくのを助長するだけになってしまう。

教えることに手をかけていても業務が進まない、効率が落ちる。
一時的にそうなってしまうとしても、新しい人を育てなければ先がない。

私は女性なので、子育てをしながら働く、とか、産休後も職場に復帰して仕事をする、ということについて考えています。だからと言って、独身男性や家庭を持っている男性だって、同じことのように思います。
人間、風邪だって引くし、病気にだってなるし、親が倒れて介護しなきゃいけないなんてことも起こるわけで。労働人口が減り、働き盛りにもいろんな理由で今までと同じような働き方(この時念頭に置いているのは9時から6時までフルタイムで働くようなやり方のこと)が出来なくなる可能性があるわけで。

ただし、それでもできることとかうまいやり方みたいなのを模索していく方が、「じゃあ、代わりにロボットを働かせよう」とかよりか幾分、人の知恵が育つような気がするのです。

それでも、「理想の職場」なんか、やっぱりないな、と思っています。
理想の夫婦、とか、理想の家庭、とかも、ないのと同じ。それぞれなんとなく問題を抱えつつ、知恵と努力で乗り切った(乗り切ろうとしている)ものだけが残っているのかなあ、と思います。

個人個人が本気で、本音で、「どう働きたいか」、じゃないな、「どう生きたいか」を問い、自覚し、意見を表して、そこから決めていけるようなら、それがひとつの始まりなように思います。

2021-10-31 少し書き直しました。
6年経って、新型コロナウイルスの流行があり、そのせいでテレワークや働き方の選択という意識が広がった気がします。それでもまだ「人を大事にする」組織になっていくことは、テレワークほどには広がっていないのでは、と思います。

最近、組織での「心理的安全性」に関する本を読みました。まだ、消化しきれていないのでいつになるかわかりませんが、詳しいことはまた記事にしたいと思っています。企業や組織が続いていけたり、成長できたりできるためには「心理的安全性」が必要なのは、よく分かったけれど、私にできることはなんだろう、というところで、つまずいています。